後藤純男 「 行く春大和 」 彩美版 ・ シルクスクリーン 手摺り 複製画
■行く春大和 描いたのは、画家自身の心に宿る理想の寺ー 多くの名刹を描いた後藤純男画伯の真骨頂とも いえる、麗らかな春の名作。 大胆な遠近法が試みられた『行く春大和』には、 決して順風満帆とは言えない道を歩んできた、 画家自身の葛藤から導き出された祈りの心がある。 それは、画家が自らに問いかけ紡ぎ出された、画家 独自の揺るぎない美の世界である。 精神的裏打ちを得た美の世界は、桜を描いて尚、 甘やかに華やかになることなく重厚感が漂う。 美しい日本の四季を見つめてきた画家の視線には、 温かさと静寂がある。 散りゆく桜が、季節の移ろいを告げる。 今年もまた春が過ぎて行く。 行定俊文氏(後藤純男美術館 館長)の付属解説書より抜粋 【 彩美版とは 】 画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された新時代の画期的な 技法による複製画です。 最新のデジタル画像処理技術と高精度プリントにより、原本の持つ微妙な ニュアンスや作家の筆遣いといった絵の鼓動までもが表現されております。 『彩美版』は共同印刷の登録商標です。 ■後藤純男 ごとうすみお 1930年千葉県東葛飾郡関宿町(現・野田市)の真言宗住職の家に 生まれる。 1946年から山本丘人に師事。 1949年からは田中青臺に師事。 1952年再興第37回院展に初入選。 1988年高野山東京別院に襖絵を奉納。 1990年「法隆寺秘宝展」に「百済観音像」を出品、本尊として 会場に安置される。 1993年奈良・真言宗豊山派総本山長谷寺に襖絵を奉納。 1995年パリ三越エトワールで個展開催。本作「秋の談山神社 多武峰」を制作。 1999年東京・高幡不動尊金剛寺に襖絵を奉納。 2012年「後藤純男美術館開館15周年記念 画業60年後藤純男展」 を横浜そごう美術館で開催。 日本美術院同人・理事・中国西安美術学院名誉教授。 【 後藤純男美術館 】 1987年北海道の厳しい自然にひかれた日本画家・後藤純男画伯は 道内取材の拠点として上富良野町にアトリエを構え、これを きっかけに、1997年9月美術館が開館しました。 2002年6月には新館が完成し、展示室が大幅に拡充されたほか、 2階には十勝連峰を望めるレストランと資料室がオープン。 新館と旧館を合わせ約600平方メートルある展示スペースでは、 主要作品の多くをみることができます。 作家名 後藤純男 題 名 行く春大和 技 法 彩美版・シルクスクリーン手刷り 用 紙 かきた 限 定 500部 画面寸法 天地:41.0×左右:60.0cm 額縁の外寸法 天地:62.5×左右:81.0cm 額縁の仕様 特製木製額金泥仕上げ(国産ハンドメイド) 裏面に壁吊り用金具・ひも付き 付属品:箱 額縁の窓 アクリル 重 量 約6.0kg 証 明 額縁裏面に 監修者による承認印・限定番号が入れられた 奧付シールを貼付け 原画所蔵・監修 後藤純男美術館 発 行 共同印刷株式会社 ●こちらの作品はお届けまでに3〜7日ほどお時間をいただきます。 お急ぎの場合は、お問い合わせくださいませ。