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小倉遊亀 「 瓶花 」(へいか) 彩美版 ・ シルクスクリーン 併用【中古】

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内田画廊


¥121,000

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■瓶 花 へいか  ここに描かれた斑入りの椿は、なんという名であろうか。  近年改良が進み地域や品種に変化が多く、  素人には特定が難しいが、紅色縦絞りの紋が「蝦夷錦」に  近いように思われる。  本金箔を敷き詰めた背景の金地に決して負けない  椿の強い花と枝葉であるが、それを揺ぎなく下で  支えているのが、九谷の花瓶である。  花と陶磁器の取り合わせには、絶妙な感覚の冴えを魅せる  小倉画伯だが、この花器は院展の先輩小林古径から  譲られたもので、画伯が最も気に入った器の一つであり、  多くの作品に登場する。  その文様の描写において、つねに一点一画ともゆるがせに  しないのは、古径芸術への畏敬の念を一筆一筆に込めて  いるからだろう。  画伯七十七歳、喜寿のめでたい力作である。                          (美術評論家 谷岡 清氏による本作解説より抜粋)  円熟期に描かれた珠玉の名作を、  著作権者による特別な許可の元制作した高級複製版画です。  本金箔と最新の版画技術を駆使し、一枚ずつ手作業で制作。  原画の色遣いが見事に再現されています。  【 彩美版とは 】   画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された、新時代の画期的な   技法による複製画です。   最新のデジタル画像処理技術と高精度プリントにより、原本の持つ微妙な   ニュアンスや作家の筆遣いといった絵の鼓動までもが表現されております。   『彩美版』は共同印刷の登録商標です。 ■小倉遊亀 おぐらゆき  1895 滋賀県大津市に生まれる  1917 小学校教諭となる  1920 安田靫彦に師事  1932 女性として初めて日本美術院同人に推挙  1962 日本美術院賞受賞  1972 『瓶花』を制作  1973 勲三等瑞宝章を授与される  1978 日本美術院理事に就任      文化功労賞として顕彰される  1980 文化勲章受章  1990 日本美術院理事長に就任  1996 日本美術院名誉理事長となる  1999 パリの三越ルトワールで個展開催  2000 逝去 享年105歳  2001 滋賀県立現代美術館で追悼特別展開催  2002 東京国立近代美術館、滋賀県立現代美術で     『小倉遊亀展』開催  2010 兵庫県立美術館、宇都宮美術館で『没後十年      小倉遊亀展』開催  2014 滋賀県立近代美術館で『遊亀と靫彦展』開催   作家名 小倉遊亀 題 名 瓶花 技 法 彩美版・シルクスクリーン手刷り・本金箔使用  用 紙 かきた  限 定 E.A.(200部) 絵の寸法 縦33.5×横41.0cm 額縁の外寸法 縦51.5×横59.5cm 額縁の仕様 特製木製額金泥仕上げ・裏面に吊り金具・ひも付き 額縁の窓 アクリル 装 丁 差し箱(黄袋付き)  重 量 約2.6kg  証 明 著作権者承認印を奧付と画面左下部に押印  監修 有限会社 鉄樹  解説 谷岡 清(美術評論家)   制作発行 共同印刷株式会社 美術商品部   状 態 【中古】 額縁角にわずかな擦れがある以外は 新品同様の見た目です