東山魁夷 生前作 「 春静 」 リトグラフ 版画【中古】
■春 静 貴重な生前作のリトグラフです。 原画は1968年に制作され、山種美術館所蔵されています。 京都の鷹ヶ峰の春の風景を描いた作品で、 画文集にもしたためられています。 鷹ヶ峰のおおらかな稜線が、力強く空を截る。 濃緑の山に向かって一本の桜樹が、 春の日の静けさに白く匂っていた。 東山魁夷画文集より 本作は山種美術館開館30周年を記念して制作された 版画作品です。 ■東山魁夷 明治41 横浜に生まれる 昭和6 東京美術学校日本画科を卒業 結城素明に師事し画号を魁夷とする 昭和25 日展審査員となる 昭和31 日本芸術賞を受賞 昭和40 日本芸術会員に任命される 日展理事に就任 昭和43 皇居新宮殿の大壁画『朝明けの潮』完成 昭和44 文化勲章・文化功労者として顕彰される 昭和55 唐招提寺壁画を完成 昭和56 東京国立近代美術館にて『東山魁夷展』開催 平成2 長野に東山魁夷館開館 平成7 米寿記念展開催 平成11 逝去 享年90歳 従三位勲一等瑞宝章を追贈される 作家名 東山魁夷 題 名 春静 工 房 MMG版画工房 技 法 リトグラフ 26版 落款/限定部数 東山魁夷・「魁」印章(右下) 99/350 画面の寸法 縦44.4×横60.7cm 額縁の外寸法 縦69.9×横86.0×厚み4.1cm 額縁の仕様 木製版画額縁・裏面に吊り金具・ひも付き 重 量 約5.6kg レゾネNo. 172 発 行 1993年 伊藤忠ギャラリー・好日社 付 属 差し箱(黄袋付き) 状 態 【中古】 1993年に制作された貴重な生前作です。 額縁は少し経年感がありますがキズ等は無し。、 画面にシミなどもなく全体的に状態は良好です。